各駅異なります! 西九州新幹線に発車メロディ&車内メロディ導入 どんなイメージ?

メロディのコンセプトとは。

作曲は向谷 実さん

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西九州新幹線のN700S「かもめ」(2021年12月、恵 知仁撮影)。

 JR九州は、2022年秋ごろの開業を予定する西九州新幹線(武雄温泉~長崎)において、駅および車内にオリジナルのメロディを導入します。駅では発車メロディとして、車内では駅到着時などの案内放送として用いる予定です。

 作曲は、博多駅の在来線ホームなどで使われているメロディを手掛けた向谷 実さんです。各メロディのコンセプトは以下の通り。

・武雄温泉駅:
1300年の歴史がある武雄温泉のシンボルであり、竜宮城を思わせる朱塗りの武雄温泉楼門をイメージして制作

・嬉野温泉駅:
塩田川を中心に数多くの旅館やホテルが軒を連ね、九州屈指の名泉「日本三大美肌の湯」で知られる嬉野の温泉街をイメージして制作

・新大村駅:
駅を中心に発展する駅周辺や新興住宅など、新しい大村の魅力を感じられるようにポップな感じで制作

・諫早駅:
電子機器や半導体工場など発展する産業と、島原へのアクセスなど観光やビジネスのハブとしての駅でもあるため、ややモダンな感じで制作

・長崎駅:
国指定の重要無形民俗文化財「長崎くんち」の銅鑼で始まり、途中、鎮魂の意味で浦上天主堂と大浦天主堂の鐘の音が鳴り、旅の思い出を感じてもらえるよう3拍子の軽快な感じで制作

・車内メロディー:
新たに誕生した西九州新幹線をイメージし、西九州から新しい風が吹くイメージで制作

【了】

【写真】洋上を行く新幹線

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