エジプト 韓国K9自走砲を導入へ 防衛研究に関する2国間協定にも署名
総額1900億円以上の輸出契約だとのこと。
K9自走砲システムの採用国は8か国に拡大
韓国大統領府は2022年2月1日(火)、エジプト政府とK9 155mm自走榴弾砲の輸出について契約を結んだと発表しました。
説明によると、先月20日には、韓国とエジプトの2か国首脳会談で文在寅(ムン・ジェイン)大統領自らK9自走砲をPRし、売り込むなどしており、政府レベルでも多角的に支援してきたそう。加えて、ハンファ・ディエンス・システムズ(HdA)とエジプト国防省は10年以上前から交渉を行ってきており、その長期にわたるやりとりが結実したものだとしています。
契約締結はエジプト砲兵会館で行われ、韓国防衛事業庁によると総額は2兆ウォン(1ウォン0.095円換算で約1900億円)以上になるというものの、売却数や引き渡し時期など詳細については明らかにされていません。
これにより、エジプトは、トルコ、ポーランド、インド、ノルウェー、フィンランド、エストニア、オーストラリアに次いで8番目のK9自走砲採用国となりました。
なお、今回の契約締結に付随して、韓国防衛事業庁とエジプト国防省は、防衛分野の研究開発に関する二国間協力の覚書にも署名しています。
【了】
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