なぜ幻に? ソ連ヒット機後継の珍旅客機「Tu-334」とは “発展案”は超斬新だった!

旧ソ連・ロシアのツポレフで、初飛行に成功したものの実用化には至らなかったモデルが「Tu-334」です。実はかなり斬新なコンセプトを持つこの機、どのような旅客機だったのでしょうか。

ヒット作「Tu-134」の後継として

 かつて世界有数の航空機メーカーとして君臨した、旧ソ連・ロシアの「ツポレフ」。同社がソ連の崩壊後、初飛行に成功したものの実用化には至らなかったモデルが「Tu-334」です。ただこの機、製造数こそ2機だったものの、コンセプトはロシア機のなかでは、かなり斬新といえるものでした。

Large 20220217 01
ツポレフ「Tu-334」(画像:Public Domain/ZiminVasiliy)。

 Tu-334は、800機以上の売り上げを記録しツポレフ製の旅客機としてはヒット作とされるジェット旅客機「Tu-134」の後継機として開発されました。ともに、航続距離2000~3000km程度の短い路線で100席以下の席数を配し、エンジン2基を胴体後部に配した「リアジェット」のスタイルです。

 胴体直径約2.90m、全長約37.1mとほっそりした外観をもつTu-134と比べて、Tu-334は、胴体直径約3.8m、全長約31.3mとずんぐりむっくりしたものとなりました。これはTu-134の後発モデルで、機体サイズが大きい「Tu-204」の胴体設計を生かしたものです。

 当初の計画ではTu-334は、エンジンのタイプが違う2種類の型式を世に出す予定でした。ちなみに開発が始まったのは、1980年代末から1990年代初頭といわれています。

【全貌写真】「Tu-334」をいろんな角度から!(リアジェット=スリムを覆す)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス