新・ANAどう変わる? 新社長に「大阪で人気」井上氏 ファンの思い叶う会社に進化?のワケ

2022年4月より、ANAの新社長に井上慎一氏が就任します。どのような人物で、同氏の就任でANAはどのように変わるのでしょうか。就任会見では、今後の舵取りの方法に関するヒントが次々に出てきました。

井上流ANA、どうなる?

「(社長就任は)大命に身の引き締まる思い」と話すANAの井上慎一新社長が「1丁目1番地で、お客様との最大のお約束」とするのは「安全、定時性」。「妥協なく愚直なまでに取り組んでいきたい」といいます。そのうえで「一日も早い黒字化を目指す」とし、「お客様に常に選ばれるエアラインであることが重要です。お客様の本質的な欲求を把握し、サービスに反映していきたいと思います」と話します。

 なお、もうひとつの黒字化のキーとして井上氏は「社員が頑張ってこそ会社。社員とのエンゲージメントでモチベーションを上げ、優れた社員を活かす場をつくっていければ」とも。「社員、その家族を幸せにする責務を負っています」と強調します。

Large 20220223 01
左が井上慎一新社長。右が平子裕志現社長(2022年2月14日、乗りものニュース編集部撮影)。

 その井上氏がピーチCEO時代から実施していたのが、空港や現場での利用者とのインタビュー(対話)。

「いまの時代はお客様のインサイト(意向)がすぐ変わるので、コールドデータが通用しなくなってきています。だからこそ、直接インタビューでご意見を伺うと、何がお客様に刺さっているのか――といったことが、意外なところも含めて分かることがあるのです。それを活かしながら、先手先手で打ち手を繰り出していければと考えています。まずは直接、空港へ行って聞いてみようじゃないか!といった思いですし、これからもインタビューは継続していければと考えています」(井上氏)

 同社の名物企画である、総2階建ての超大型旅客機エアバスA380を用いた遊覧チャーターなどは、「誰も考えたことがなかった」(井上氏)ものの、こういった活動を経て利用者からの意見を反映したことがきっかけです。「この2年間、ファンはありがたいとあらためて認識しました。ピンチにお助けいただいているファンの方々をもっと大事に、もっとコミュニケーションをとっていきたい」(同氏)と話します。

「――ANAは、努力と挑戦をする集団として、かつて”野武士集団”と呼ばれたことがあります。いまこそ原点にかえって、努力と挑戦をする集団として、一丸となり困難に立ち向かっていくことが重要です」(井上社長)。

【了】

【写真特集】華あるねえ… ANA巨大機「A380」の機内をササッと!

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 史上最大の軍艦より135mもデカい!? 旧海軍「大和」を凌ぐ『エースコンバット8』の新ボス「陸上戦艦」の衝撃スペックとは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号