圧巻! ボーイング&エアバス“史上最大機”同士のアクロバット対決 家で見られる夢のコラボ
エアバスA350-1000、どんな機体?
一方エアバスA350WXBは、炭素繊維複合材を採用した新設計の胴体をもちます。同素材の採用により軽量化が図られているほか、最先端のエンジンを搭載し、競合機と比べ運航コスト25%減、かつ低燃費低騒音をうたいます。A350-1000の全長は73.79m。777-9に及ばないまでも、総2階建ての巨大機A380(72.7m)より長くなっています。国内航空会社では、JAL(日本航空)がA350-1000を発注しています。
シンガポール航空ショーでは、これらの超ロングボディをもつ旅客機が、ロケットさながらの急上昇やバンク(左右の傾き)90度近い急旋回、超低空飛行での旋回などを実施しています。そのアクロバティックさは、そのまま背面飛行をしてしまうのでは……と考えてしまうほど。
16日の展示飛行では、777-9が展示飛行したすぐあとにA350-1000がフライトしました。つまり、ライバル関係の2社、そして2機による奇跡的な“異色のリレー”が実現したのです。
なお、シンガポール航空ショーの展示飛行は18日までで、日本時間のお昼12時20分から1時間ほど実施されます。この展示飛行は、特設サイト上からライブ中継で閲覧することが可能です。
【了】
記事中にA350WXBとありますが、
A350XWBではないでしょうか?
エクストラ・ワイド・ボディー
X→eXtra W→Wide B→Body
の略だと思います。
掲載するときにはちゃんと確認するようにお願いします。