「ベイブリッジ超えの斜張橋」川崎で建設中 トラックのメッカ臨海部が変わる?

川崎の臨海部で巨大な斜張橋の建設が進んでいます。主塔と主塔のあいだの長さは日本3番目の規模になる予定。埋立地の一般立ち入りが一部制限されていたエリアも変わる見込みです。

災害時の超重要拠点になる東扇島

 現状、一般車が東扇島へ上陸する方法は、首都高湾岸線(東扇島出入口)と、川崎駅側の千鳥町地区とを結ぶ「川崎港海底トンネル」に限られます。しかし、トンネルは渋滞が起きているうえ、「地震に弱い」(京浜港湾事務所)ため、川崎駅側とを結ぶもう1本のルートが橋で整備されることになったといいます。

 また、東扇島には「首都圏臨海防災センター」なる岸壁を備えた公園が整備されています。京浜港湾事務所によると、「災害時の救援支援物資は、いったんここへ船で運び込まれ、首都圏各所へ配送されます」とのこと。この機能強化のためにも、川崎駅側とのアクセスを二重化するというわけです。

 なお、橋のアプローチ道路が通じる東扇島南西の物流倉庫エリアは、橋の開通とともに一般開放される予定だそうです。

 また現状、湾岸線より内陸側を並行して走る首都高K1横羽線は、多摩川南岸の大師出入口から、横浜方面の浜川崎出入口までが離れているうえ、浜川崎の出入口にも制限があるため、ルートによっては川崎市街地から海底トンネルを通って東扇島に上陸し、湾岸線を利用するケースもあります。新しい橋は、川崎市街地と首都高のアクセス改善にもつながるでしょう。

Large 20220322 01
川崎港の物流倉庫エリアに立つ橋脚(乗りものニュース編集部撮影)。

 新しい橋を含む臨港道路は、2024年3月の開通が予定されています。いまはまだ橋脚しかできていませんが、あと2年で、橋桁などの上部工を仕上げるといいます。

 ちなみに、実は東扇島と水江町のあいだにはもう1本、海底トンネルが通っていますが、これはJFEスチールの専用道路、つまり「私道」です。一般車は利用できません。

【了】

【どこに架かる?】川崎のベイブリッジ超え橋 概要を画像で見る

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 内容はともかく、イスラム教の聖地のメッカを、それ以外の意味合いで使わないでくれ。と言ってたはず。イスラム教に対して失礼だから使っちゃダメでしょ。

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  3. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  4. 神奈川県警の“バイクは自転車レーン走るな”投稿にツッコミ殺到! 「自転車にも車にもバイクにも迷惑です」…何が問題に?
  5. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開