勝沼ぶどう郷駅前に保存のEF64形18号機 一夜限りのライトアップ撮影会 ヘッドマークも装着

ちょうど桜吹雪の時期かもしれません。

EF64にはヘッドマークも装着

 山梨県甲州市観光協会は、2022年4月9日(土)に中央本線勝沼ぶどう郷駅の南側に位置する「勝沼ぶどう郷駅前公園」で保存している、EF64形電気機関車18号機のライトアップ撮影会を行います。

 EF64形電気機関車18号機は、1966(昭和41)年5月に製造された直流用電気機関車です。勾配のきつい山間部用として主に中央本線で使用されましたが、2005(平成17)年3月に廃車。翌2006(平成18)年11月に「勝沼ぶどう郷駅前公園」に静態保存されるようになりました。EF64形18号機は「0番台」と呼ばれる基本番台で、わずかに現存する数少ない0番台のうちの1両です。

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勝沼ぶどう郷駅(画像:写真AC)。

 2021年には経年劣化による色褪せや錆などが目立ってきたことから、甲州市は修復と再塗装を行うべくクラウドファンディングを実施。目標額を達成したため2022年3月に修復と再塗装を行っています。

 ライトアップ撮影会は18時から21時まで。日没にあわせてライトアップを行うほか、汽笛吹鳴や前照灯の点灯も予定とのこと。EF64形電気機関車18号機にはヘッドマークが装着されます。

【了】

【画像】満開の桜に囲まれたEF64形18号機

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