三ノ宮駅が地上32階ビルに 駅同士の接続も強化 2029年開業予定

2023年度から建設工事が始まります。

約40年のターミナルビルを改築

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新たなJR三ノ宮駅ビルのイメージ(画像:JR西日本)。

 JR西日本は2022年3月30日(水)、神戸市とUR(都市再生機構)と共同で、兵庫県神戸市のJR三ノ宮駅の新駅ビルの開発計画について発表しました。

 現在の駅ビルは1981(昭和56)年に開業。神戸市は2015(平成27)年から三宮周辺地区で「再整備基本構想」を策定。阪急や阪神、ポートライナー、地下鉄の駅とを一体のまちとしてつなぎ、地区全体の魅力向上を図る「えき=まち空間」基本計画を進めていました(=は波打った近似記号)。

 新たな駅ビルは高さ約160m、地上32階・地下2階で、約250室のホテルをはじめ、「神戸の魅力を体感できる」商業施設や、コワーキングスペースを含むオフィスが同居します。ビルは他社線の駅を繋ぐように動線が確保され、隣接して駅前広場の上空に約2500m2のペデストリアンデッキが設置されます。 

 新駅ビルは2023年度に着工し、2029年度の開業が予定されています。総事業費は約500億円です。
 
【了】

【そびえ立つ「JR三ノ宮駅ビル」の計画イメージを見る】

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