実在した「兄パイロット、妹CA」の便の裏側とは 誕生は偶然? ソラシド「乗員兄妹」に聞く

普段と仕事モード、ギャップはある?

 さて、普段の兄・妹として見るお互いの印象と、パイロット・CAとしてのお互いの印象に、ギャップなどはあるのでしょうか。ふたりはそれについて次のように話します。

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ソラシドエアの安里英幸さんと安里久美子さん(2022年4月11日、乗りものニュース編集部撮影)。

「このインタビューでもそうなのですが、普段よりかなり真面目に受け答えするなと感じました。いつも見る妹より(CAのときは)しっかりしていて、プロの仕事をするなと感じています」(兄の英幸さん)

「家での兄は優しくて、結構冗談も言うような人なのですが、いざ仕事になると安全運航に妥協しない、譲らないというプロの信念を感じることがあります」(妹の久美子さん)

※ ※ ※

 ちなみに兄の英幸さんは久美子さんがソラシドエアの入社試験時「一緒に飛んでいるキャプテンの方などに、『妹が(ソラシドエア)受けるんで優しくしてください』といった話もしましたね」と話しました。

 安里兄妹はともに沖縄県出身。ふたりは2022年4月11日、沖縄県沖縄市とコラボした特別デザイン機「ちゃんぷる~文化のまち 沖縄市へGO」の運航開始式典に参加し、ソラシドエア高橋宏輔(高は「はしごだか」)社長、桑江朝千夫沖縄市長などとともに、旅客を見送っています。

【了】

【仲良すぎ!】ふたりでフリップ芸! 旅客を見送る「安里兄妹」

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