ジェットスター新型機「A321LR」7月就航&デザイン一新「オレンジ推し」に! 従来機とどう違う?
ジェットスターの気合がかなり伝わります!
7月1日から
LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンが、新型機「エアバスA321neo-LR」(以下、A321LR)を2022年7月1日から路線に投入します。4月14日(木)に行われた記者会見で同社の片岡優社長が「ジェットスターのゲームチェンジャー」と称し、当初は2020年に導入予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大で運航開始できなかったこの新型機。コロナ禍からの回復をにらんだこのタイミングで、新たなデザインをまとい、ついに導入されます。
今回導入されるA321LRは、現在の同社主力機「エアバスA320」の長胴派生型にあたります。席数はA320(180席)より50席以上多い238席。ボディがおよそ7m伸びた分だけ多くの人を運べるようになります。
また、「Long Range(長距離型)」という意味の「LR」が名前に付いているとおり、航続距離も約3000kmだったA320とくらべても伸び、ジェットスター・ジャパン仕様機では約5500kmに。日本からだと、シンガポールやベトナムなど、東南アジアの多数の都市にフライト可能です。このほか、燃費効率の15%の向上・新エンジンの搭載による静粛化・二酸化炭素排出量の低減が図られます。
同機の導入にともなってジェットスター・ジャパンでは、新たなデザインを導入。「従来銀色だった尾翼をコーポレートカラーのオレンジ色にするほか、主翼翼端のシャークレットに会社ロゴをあしらいました」と、片岡優社長は話します。また、塗装工程において 2 層によるコーティングシステムを新たに導入したことで、より塗装が長持ちすると同時に塗料の重量を最大で 30%削減。より効率の良い飛行の一助となります。
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