ジェットスター新型機「A321LR」7月就航&デザイン一新「オレンジ推し」に! 従来機とどう違う?

機内も一新!投入後の見通し

 座席はレカロ社(ドイツ)製の新シートを導入。同社のこの座席を「人間工学に基づいて設計され、安定した座り心地を実現する」とアピールします。また、全席に USB ポートやモバイル端末用ホルダーを装備するほか、フライト中のさまざまなシーンに合わせて調光できる LED 照明を設置し、従来より快適性のアップが図られています。

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現在のジェットスター機(乗りものニュース編集部撮影)。

 定期便運航開始初便は、7月1日のGK503便(成田7時10分発→福岡9時15分着)。初日は、成田~福岡線に1往復、成田~新千歳線に2往復に投入される予定で「まずは国内幹線に導入を予定している。夏ダイヤ期間中はこの3往復をベースに路線投入することになるでしょう」(片岡優社長)とのことです。

 なお、国際線への投入については片岡優社長は「今後検討する」としているものの、「国際線の既存路線はいつでも飛べる準備はしている」と話します。ちなみに「A321LRは、燃料タンクを追加するなどすれば最大7400kmまで飛ぶことができます。ジェットスターのものは、いまのところ追加燃料タンクなしの仕様ですが、簡単にタンクを追加し航続距離を伸ばすことも可能です」と話しました。

 7月に就航開始したA321LRは、2022年内には2機体制となり、最終的に3機導入される予定です。

【了】

【写真】ジェットスター・ジャパン「A321LR」の全容&詳細(10枚)

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