バスの押しボタン「ワイヤレス化」へ 配線いらずで10kg軽量化も レシップ

飲食店でも見かける?「電池いらずボタン」も採用です。

燃費向上にも貢献

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バスの押しボタンのイメージ(画像:レシップ)。

 バスの車内機器を手掛けるレシップは、降車ボタンを無線運用するシステムの発売を2022年4月4日に開始しました。

 これまでは車内に40個ほど付いていた降車ボタンからそれぞれ、ケーブルが伸びて制御器へ繋がっていました。そのため、配線を隠すための器具やハーネスが車内に取り付けられていましたが、無線化でそれらが不要となります。

 レシップによると、配線周りの省略化で、大型車両では約10kgの重量軽減になり、燃費向上にも貢献するといいます。

 あわせてこの「無線押しボタンシステム」では、ボタンを押した力を用いて発電するため電池が不要なこと、押しボタンごとの固有信号を活用して「押されたボタンの位置をふまえてアナウンスを変える」などのメリットが生まれるとしています。

【了】

【もう見慣れた? レシップ製のバス車内機器】

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コメント

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2件のコメント

  1. 10キロ軽量化した程度でたいして燃費向上につながるわけがない。

  2. 10kg分の配線にかかるコストと工員に配線させるコストが削減できますアピールを新車製造会社にしたいんだろうね。
    押した力で発電するから電池なしってことは、押してもボタンは光らんのだろう。
    前の電光ディスプレイでしか止まります案内がわからなくなってしまって、じいちゃんばあちゃんが「押してるのに(機械が)うごかない)クレームが多発するんだろうな。

    いやだねぇ。