東急「青ガエル」5000系が横浜に里帰りへ J-TRECが復原・保存決定

今年で66歳の「青ガエル」が故郷に帰ってきます。

先進的設計の通勤型電車

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熊本電鉄で2016年まで現役だった元東急「青ガエル」5000系電車(2015年10月、恵 知仁撮影)。

 総合車両製作所(J-TREC)は2022年4月19日(火)、「青ガエル」の愛称で親しまれた東急の初代5000系電車について、先頭車両を長野県内から同社の横浜事業所へ移送し、復原・保存していくことを発表しました。

 これは、会社の創立10周年を記念して行われるものです。この車両の製造を担当したのは、J-TRECの前身にあたる東急車輌製造でした。

 丸みを帯びた下ぶくれの前面形状がユーモラスな「青ガエル」は、1954(昭和29)年に東急東横線で運用開始。大井町線や田園都市線などでも活躍しましたが、1986(昭和61)年に東急での運用を終了。その後は、長野電鉄や岳南鉄道、熊本電気鉄道をはじめ地方各地のローカル私鉄で「第二の人生」に就きました。

 当該車両は1956(昭和31)年に製造された「デハ5015」。1980(昭和55)年に東急から長野電鉄に移籍し、「モハ2510」として17年間活躍したあと、廃車となって存置されていました。移送と復原は、今後2023年にかけて行っていくとしています。

 ちなみに同じ「青ガエル」はかつて、渋谷駅ハチ公前に観光案内所として保存されていました。こちらは2020年8月、秋田県大館市の観光交流施設「秋田犬の里」に移設され、余生を送っています。
 
【了】

【元東急「青ガエル」の往年の姿を見る】

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コメント

4件のコメント

  1. できるなら、貫通路側の運転台を撤去して、より原型に近い形にしてほしい。

    • うわ、恥ずかしい。対象車は熊電じゃなく長電か。それなら改造不要だわ。
      写真だけ見て熊電の方と勘違いした。
      すまない、このコメはなかったという事で。

  2. ならば何故渋谷区の口車に乗ってデハ5001をブッタ切って手放したのかと、いかに当時の東急車輛製造がグダグダだったかを物語っていますよね…

    • デハ5001はかつて上田交通から返還され、東急車輛製造で復原して保管していたものの、所有権自体は東急にあったという話がありますので、渋谷→秋田の件は東急車輛製造のせいではない可能性があります。
      今度は同じようなことのないよう、J-TRECが自前で保存しようとしていると考えれば辻褄が合うかと。