東京メトロ10円値上げへ 鉄道駅バリアフリー料金制度活用

通勤定期も上がります。

東京メトロ値上げへ

 東京メトロの運賃が上がる見込みです。同社は2022年4月25日(月)、鉄道駅バリアフリー料金制度を活用した料金設定ならびにバリアフリー等の整備計画について国土交通省へ届出を行ったと発表しました。

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東京メトロの運賃が上がる。写真は有楽町線・副都心線の最新車両17000系電車(画像:東京メトロ)。

 ICカード、きっぷとも、普通運賃へ一律10円が加算されます。通勤定期は1か月370円、3か月1050円もしくは1060円、6か月1990円もしくは2000円の加算です。通学定期への加算はありません。小児については、加算後の大人の半額になります。

 ちなみに東京メトロの初乗り運賃は現在170円(IC運賃168円)です。加算運賃の収受開始は2023年3月頃が予定されています。

 東京メトロは2021年度末時点で全180駅中83.3%でホームドアを整備済み。またエレベーター利用が可能なルートが未整備の駅は、残すところ3駅のみ。ホームと車両の床との段差や隙間を縮める工事なども進めています。

 ホームドアは2025年度までに設置率100%とするほか、車両のフリースペースも全車両へ設置する方針。さらに、2029年度までに一部ホームドアやエスカレーターなどの設備更新も予定しているということです。

【了】

【運賃値上げの詳細 画像で見る】

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