国際線の乗り方どう変わった? 2022年GW「ANAホノルル線」に乗る 昨年比4倍の乗客数

空港での手続き、いままでとどう変わった?

 2022年GWの羽田空港のチェックインカウンターでは、並び始めから完了まで、おおよそ1時間。列の長さ自体はそれほどではありませんが、書類チェックが多いことから1人1人の対応時間が伸びているため、一見した列の並び具合より時間がかかるようです。また、書類不備の場合、急いで手配に動かなければいけない可能性もあります。実際にそういう方もいらっしゃいました。

 空港には「これまでよりいっそう早く」、2時間以上前に到着することをおすすめします。

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NH186便の搭乗ゲート。外国人も多かった(2022年4月30日、松 稔生撮影)。

 ただ、チェックインさえ済ませてしまえば、あとは従前の海外渡航とほぼ同じです。ハワイ入国時も通常と同じように入ることができます。

 この日のホノルル行きNH186便の搭乗者は、幼児含め179人。担当機は246席仕様のボーイング787-9「JA921A」。乗客は日本人観光客のほか、外国人が非常に多く見られました。事情に詳しい人いわく「軍関係の人が多く搭乗している」とのことです。

 現地時間5月1日現在のハワイは、日本では味わえないほどの開放感に溢れています。まだ日本人観光客は少ないものの、多くを占める米国本土からの旅行者をはじめ、多くは「ノーマスク」でエンジョイしています。一方、現地の方や日本からの渡航者は「念には念を」なのか、マスクを着用している人が多いようです。

 ちなみに、現在のハワイはマスク着用義務が撤廃されており、マスクを外して街を歩いていても奇異の目で見られることはまずありません。筆者も外でマスクを外してみましたが、ホノルル特有のどこかいい匂いのする、カラッとした軽い空気がダイレクトに鼻孔をくすぐるのは、とても心地が良い感じでした。

【了】
※一部修正しました(5月2日15時44分)。

【写真】雰囲気全く違う! さっと振り返るホノルル到着までの様子&現地

Writer: 松 稔生(航空ライター)

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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