ホノルル線は”ほぼ満席” GWのANA国際線利用者大幅増 サービス進化で「反転攻勢」

「ホヌ」も帰ってきますしね!

利用者要望の変化に対応

 ANA(全日空)の拠点空港、羽田と成田では、新型コロナウイルスに対する水際対策の緩和にともなう国際線利用者の増加にあわせるように、空港ラウンジでの新たなフードサービスを展開しています。

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報道陣にGWの状況などを説明するANAの井上慎一社長(2022年4月29日、乗りものニュース編集部撮影)。

 同社で新たに展開されるサービスはふたつ。これまでのビュッフェや麺類のメニューに加え、時間帯により提供内容が変わる”セット形式”の新たな食事サービス「SUITE DINING」の提供と、利用者自身のスマートフォンなどを用いて、食事を注文できる「お食事オーダーシステム」の本格展開です。

 同社の井上慎一社長は「これらは、お客様から”なるべく接触の機会を減らしてほしい”といったインサイト(要望)に応えたものです。コロナを経てお客様の要望が変わってきましたので、これに忠実に応えながら、精一杯尽くしていければ」と話します。

 ちなみに「SUITE DINING」のセットメニューは、午前11時までは和食(鮭の塩焼きセット)・洋食(スクランブルエッグセット)の朝食メニュー、11時以降は和食(寿司5貫セット)・洋食(ANAオリジナルビーフハンバーグステーキセット)。とくにハンバーグについては、「機内で大変ご好評いただいている」ものとしています。

 なお冒頭のとおり、ゴールデンウィークのANA国際線の利用者数も増加傾向です。たとえば、ホノルル線の利用者は昨年比4倍超。29日の羽田発ホノルル行きの便もほぼ満席での出発となりました。

 井上社長によると、今後ANAでは、成田~ホノルル線へ超大型機エアバスA380「フライングホヌ」投入を含めたハワイ路線の強化、ニューヨーク、ロサンゼルス、シンガポール、シドニーといった国への旅行商品の発売などを予定しているとのことです。

【了】

【写真】ANA国際線ラウンジの新メニューなど&盛況のホノルル行き

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