日本じゃまだレア機 「エアバスA220」のスゴイ客室とは 小型だが「大型機並み」はホントだった!
異色経歴の持ち主ですが、機内のハイテクさはまさに「エアバスらしさ」があります。
エアバスらしくないルックス?
エアバスが販売する100席~150席級の新鋭旅客機「A220シリーズ」が、アジア太平洋地域の主要都市に飛来するデモ飛行ツアーの一環で、2022年5月8日に羽田空港へ飛来しました。A220として羽田へやってくるのは初めてということで、翌9日にはこの機内が報道陣に公開されています。
A220シリーズは現行のエアバス製旅客機のなかではもっとも小型のシリーズです。当初、ボンバルディアの「Cシリーズ」として開発されたモデルで、2018年に、2社の業務提携によって「エアバスA220」にモデル名を変更したというユニークな出自をもちます。
そのこともあってか、従来のエアバス機とは毛色の異なる、「全面的に新設計」のデザインが採用されています。たとえば機首部分の形状などは、ベストセラー「A320」などの系譜を汲むものではなく、どちらかというとボーイング787やA350に近いようなルックスに。これは空気抵抗を減らし、飛行効率を上げるための工夫だそうです。
シリーズは、標準型のA220-100、胴体延長タイプのA220-300の2タイプで構成されます。今回羽田にやってきたものは、ラトビアのエア・バルティックへ2022年4月下旬に引き渡されたばかりのA220-300「YL-ABH」。客室は1クラスで約150席を配します。なお、エア・バルティックはA220の「ローンチカスタマー(初期発注者)」です。
このA220の客室は、どのようなものなのでしょうか。
A220が
単通路で
2−3配列
3列側の真ん中は
多分、座席間隔が狭いから1番人気が低い