日本じゃまだレア機 「エアバスA220」のスゴイ客室とは 小型だが「大型機並み」はホントだった!

機内に入ってみたらすごかった!

 エアバスA220-300の客室の座席配置は、横3-2列。現代の単通路機では珍しい、ユニークなレイアウトが採用されています。そして、同型機の客室の最大のセールスポイントは「ワイドボディ機(複通路機)なみの居住性」です。

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羽田空港に飛来したエアバスA220(2022年5月8日、乗りものニュース編集部撮影)。

 手荷物預け棚は全乗客がスーツケースを持ち込める大型のものが採用され、棚の構造に工夫を加えたことで頭上スペースも確保。エコノミークラス席も「同クラスの機体とくらべてもっとも横幅が広い」ものを採用していています。

 客室窓も大きく、そのサイズは「ボーイング777より大きい」というのがエアバスの弁。窓の大きさに加え、照明もLEDのものが採用されているため、従来の単通路機よりも機内が明るく感じるのもポイントだそうです。ちなみにLED照明は、カラーを変更でき、便によって雰囲気をガラリと変えることも可能です。

 他方で航空会社にとっても、A220は運航コストが低い旅客機であることもポイントだそう。エアバスは、A220は旧世代機と比較して座席当たりの燃費を最大25%削減しており、CO2排出量・騒音影響範囲も旧世代機比で大幅な削減が図られたといいます。

 A220シリーズはこれまでに740機の受注を獲得し、すでに現在200機以上が運用されています。一方で現在のところ、日本国内の航空会社での導入はありません。エアバスの担当者は「A220は、日本での運用でも最適な航空機です」とアピールします。

【了】

【写真で徹底解剖】エアバスA220の機内、その細部に迫る!(39枚)

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コメント

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1件のコメント

  1. A220が
    単通路で
    2−3配列
    3列側の真ん中は
    多分、座席間隔が狭いから1番人気が低い