新幹線はコロナ前の8割以下に 2022年GWの鉄道利用状況 前年比「575%」の路線も

利用が大幅に増えた列車は……なるほどです。

「行動制限ないGW」鉄道利用状況の速報でる

 3年ぶりとなった「行動制限のないゴールデンウイーク」、人々はどれほど移動したのでしょうか。JR各社が2022年5月9日(月)、前日までの11日間(4月28日~5月8日)について利用状況の速報を発表しました。

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東海道新幹線N700S(乗りものニュース編集部撮影)。

 JR東海によると、東海道新幹線では約310万人を輸送。一部地域で緊急事態宣言が発出されていた前年同期と比べると274%の増加になりましたが、コロナの影響がなかった2018年比では、80%でした。JR西日本の山陽新幹線もほぼ同様で、2018年比79%、九州新幹線は博多~熊本で2018年比71.8%でした。

 JR東日本の新幹線・在来線の利用総数は約297万人。前年同期比217%ですが、2018年比では69%にとどまりました。地震の影響により臨時ダイヤでの運行となった東北・山形・秋田新幹線は、2018年比で65%以下となりました。

 なかには、前年比で575%増となった線区もあります。「成田エクスプレス」が走る総武線・成田線です。前年の利用は5000人でしたが、今回は2.8万人まで増加しました。しかし2018年度と比べると17%という水準でした。

【了】

【前年比「575%」】利用大幅増の列車とは? 写真で見る

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