大分のホーバークラフト復活計画どこまで進んだ? 行先は“宇宙港” アジア唯一の航路に
大分市側のターミナルは新設
大分市側のターミナルは、以前の場所(大分市西新地)より西側、JR西大分駅から1.5kmほどの位置に新設する予定です。
旅客ターミナルは、東京駅前に建設される高さ390mの高層ビル「TOKYO TORCH」の頂部デザインなどを手がける藤本壮介建築設計事務所が担当。第一交通産業は「スタイリッシュなデザインと新しい乗りものの発着、過去の思い出などが交錯する唯一無二の場所」といいます。
大分空港側も旅客ターミナルは新造するものの、既存の発着設備などが再利用されます。そもそも空港アクセス手段に改めてホーバークラフトが選定されたのも、既存設備が活用でき、コストや導入期間で有利だったからです。
第一交通産業は加えて、「過去のホーバーに関わった大分交通(旧大分ホーバーフェリーの親会社)様との新たな共存関係など、人という財産が活かせると思っております。過去のホーバーを知っている人の知見と新しい世代との化学反応が一番の財産であり、活かせる部分だと思っています」と話します。
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