ウクライナの“ジャベリン”そっくりは日本にも! 国産対戦車ミサイル「01式ATM」高性能!

アメリカがウクライナに大量供与し、ロシア戦車を多数撃破したことで一気に有名になった対戦車ミサイル「ジャベリン」。この「ジャベリン」に勝るとも劣らないといわれるのが、日本が独自開発した01式軽対戦車誘導弾です。

1人で携行・射撃可能だから「軽」に分類

 2022年2月末から行われたロシアによるウクライナ侵攻。ウクライナによる徹底抗戦で一躍メジャーになった兵器のひとつに、アメリカ製の肩撃ち式対戦車ミサイル「ジャベリン」があります。ある意味でウクライナ反撃の象徴ともいえる存在になった「ジャベリン」ですが、陸上自衛隊は装備していません。

 その代わりに陸上自衛隊が使用しているのが、国産の「01式軽対戦車誘導弾」です。一説によると、「ジャベリン」に勝るとも劣らない性能を有しているそうですが、どういった装備なのでしょうか。

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射撃直後の01式軽対戦車誘導弾。後方爆風は他の対戦車ミサイルよりも小さい。(武若雅哉撮影)。

 01式軽対戦車誘導弾は、1993(平成5)年から開発が始まり、2001(平成13)年に制式化された陸上自衛隊の個人携行型対戦車ミサイルです。対戦車ミサイルの英語表記「Anti-Tank Missile」や「Missile Anti-Tank」から、陸上自衛隊の隊員の間では「01ATM」や「軽MAT」などと呼ばれたりもするとか。

 01式は元々、84mm無反動砲(カールグスタフ)の後継として採用・配備が進められたものの、調達価格の高騰と、様々な弾種を使用することが可能な84mm無反動砲の汎用性の高さから、のちに両者を併用するという形へ陸自の方針が切り替わっています。

 特徴は、射手1名で照準から射撃まで行える点にあります。目標のロックオンは赤外線画像で行いますが、その際、射手はミサイルの飛翔モードを、戦車など防御力に優れた目標を狙う場合、比較的装甲が薄い上面を狙うダイブモード(トップアタックモード)と、エンジンや履帯などの低い位置にある目標を狙う低伸弾道モード(ダイレクトヒットモード)のいずれかから選択します。

【写真】陸自が保有するさまざまな対戦車火器の射撃シーン

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