日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が開業した日 56年ぶりの新駅が誕生 -2020.6.6
2年前の6月6日、東京メトロ日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅が開業しました。
まだ未完成の「暫定開業駅」
今から2年前の2020年6月6日。東京メトロ日比谷線の神谷町~霞ケ関間に、同線では56年ぶりとなる新駅、虎ノ門ヒルズ駅が開業しました。
都市計画道路・環状2号線の新橋~虎ノ門間を地下トンネルとして整備するのに合わせ、一体的に行われた虎ノ門地区の再開発事業。複合構想施設「虎ノ門ヒルズ」が建設されるのをうけ2014(平成26)年、そのアクセス駅として日比谷線の新駅設置が決定しました。2020年開催予定であった東京オリンピックに間に合わせるため、まずはホームや改札など最低限の設備による暫定開業となりました。
現在はホーム直結で改札があり、ヒルズまでは暫定通路が伸びている状況ですが、2023年7月に地上49階建ての「虎ノ門ヒルズステーションタワー(仮)」が完成すると、虎ノ門ヒルズ駅はこのビルの地下商業施設と一体化し、同年11月に完成を迎える予定になっています。
ちなみに、駅名にカタカナ語が入るのは、東京の地下鉄では初の事例。奇しくも、山手線でもわずか3か月前に、同じく初のカタカナ語入りとなる新駅「高輪ゲートウェイ駅」が誕生したばかりでした。
【了】
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