エア・カナダ、2年3か月ぶりに成田~モントリオール線を復活 アジア全域にとっても重要路線
これから冬にかけ、便をどんどん復活させる予定です。
9月には週5便
エア・カナダが2022年6月4日より、成田~モントリオール線の運航を2年3か月ぶりに再開しました。その復帰初便が同日18時前、成田空港を離陸しています。
エア・カナダのモントリオール線は2018年に運航をスタート。同社にとってもアジア発着では唯一となるモントリオール線となり、観光・ビジネス客はもちろんのこと、アジア他地域からの乗り継ぎが期待できる路線でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年3月より運休となっていました。
成田~モントリオール線は週2便からの復便から始まり、9月には週5便へ。使用機材はボーイング787を用います。「ゆくゆくはデイリー(毎日運航)にしていきたい」とエア・カナダのワイス 貴代アジア太平洋地区統括支社長は話します。
また、同氏は復便のタイミングについて「カナダは新型コロナのテストも必要ないなど、行きやすい国になっています。アジア太平洋のお客様がカナダへいきたいと思って居る方がたくさんいらっしゃるなかで、できるだけ早く、かつタイミングを見計らいながら、今回の就航となりました」としています。
今回のモントリオール線の復活により、エア・カナダの成田発着の就航都市は、バンクーバー線、トロント線の3つに。東京~カナダ間を最多便数で運航する航空会社になるとのことです。今後エア・カナダでは、羽田~トロント線の運航再開も計画しており、2022年の冬は、コロナ禍以前の2019年と変わらない座席供給量まで便数の回復を図ります。
【了】
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