ANA国内線用「ボーイング777」 16か月ぶりに定期便復帰へ エンジン問題で運航停止 ANA国内線最大機

ANAの国内線仕様777の数や詳細は?

 ANAでは「PW4000系」エンジン搭載の777を15機保有。内訳は、標準型の777-200が10機(-200ERが8機、-200が2機)、胴体延長型の777-300が5機です。

 777-200は全長63.7mで392席・もしくは405席を搭載、777-300にいたっては、全長73.9mで514席を配します。なお、これらの777が運航しているあいだ、ANAの国内線仕様機でもっとも大きなサイズの機体は、全長62.8mで最大395席を配するボーイング787-9でした。

 ちなみに、ANA国際線で使用されている777-300ERについては、搭載エンジンが異なることから、国内線用777シリーズが運航停止しているなかでも、通常通り飛行しています。

 777国内線仕様機の復帰フライトである23日のNH255便を担当するのは405席仕様の777-200ER「JA742A」。ANAによると、「必要な再発防止対策が整った機材から順次運航を再開し、10月末を目途に対象全機材の復帰を完了する見込みです」としています。

【了】

【図】国内線777に実施する再発防止策をサッと理解&ANAの777最新仕様の機内など

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