外環道「関越~東名」地元はどう便利に? 3つある“途中IC”の状況 本線工事は中断

ほか2つのICも地域を変える?

 ほかに2つのICが予定されています。

青梅街道IC

 JCTと一体ではない、純粋な中間ICとして唯一整備されるのが、この青梅街道ICです。関越道と中央道の中間にでき、外回り(関越方面)の入口と、内回り(東名方面)の出口のみが接続するハーフICとなります。

 青梅街道は北多摩地域へ通じる一大幹線ですが、現状では関越道や中央道からも距離があり、それらを結ぶ南北の道もあまり整備されていません。青梅街道ICができれば、西東京市と武蔵野市の全域で、最寄りの高速道路ICまでの所要時間が5分短縮、杉並区の西部、三鷹市の東部は5~10分短縮される模様です。

 ただ、このICだけは全く工事が進んでおらず、用地についても2022年1月時点で4割ほどしか確保されていません。

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青梅街道IC周辺。奥が青梅街道。用地確保があまり進んでおらず、未着工(乗りものニュース編集部撮影)。

東八道路IC

 甲州街道(国道20号)の北側に並行する東八道路に接続するICで、世田谷区と三鷹市の境界付近に出入口が設けられます。この出入口と中央JCTとが一体となり、中央道と外環道のそれぞれ両方向の行き来が可能になります。

 中央道のICとして考えると、高井戸ICと調布ICのちょうど中間です。現状、高井戸ICは下り線の入口がなく、首都高の永福入口か中央道の調布ICまで迂回が必要なことから、「調布までいかなくていい」という理由で、環八通りや甲州街道から東八道路ICを利用するクルマは多いと考えられます。

 そのようななか、高井戸ICの下り入口については2022年度より、杉並区も整備を支援していく方針を打ち出しました。こちらも完成すれば、さらに交通が分散されることでしょう。

※ ※ ※

 なお、中央JCT~東名JCT間に途中のICはありません。東名側の一般道から外環道を利用する場合は、環八通りに接続している東名の東京ICを使うことになります。

【図で見る】各JCT・ICのイメージと進捗状況

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