50年間「大阪の顔」 御堂筋線10系が運行終了 最終日には引退式を実施
廃材も再利用されています。
今後は記念乗車券も販売
大阪メトロ御堂筋線で長年使われてきた10系電車が、一昨日2022年7月4日(月)をもって営業運行を終了しました。
10系は1973(昭和48)年に谷町線向け車両として登場し、1976(昭和51)年から御堂筋線で運行を開始。制御装置に「チョッパ制御方式」を導入することで、当時主流だった抵抗制御方式の課題である排熱の軽減と、省エネルギー化を実現しました。2011(平成23)年からは、徐々に新型30000系電車に置き換えられていきました。
7月4日には引退式を実施。大阪メトロは「これまで多くのお客さまにご乗車いただき、本当にありがとうございました」とコメントしています。SNSでも、「お疲れ様でした」「これで一時代の区切りや…」「大阪の顔だったな」といった声が聞かれます。
なお7月24日(日)からは、「10系引退記念1日乗車券セット」が販売されます。値段は1セット3000円です。
ちなみに、これまで廃車となった10系の廃材は、「廃車再生プロジェクト」の中でアップサイクルされており、ショルダーバッグや犬用リードなどとして販売されています。
【了】
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