「世界最古のマクドナルド」に行ってみた 普通の店舗デザインなぜ違う? 謎キャラが物語る70年

あの「黄色いm」のロゴマークじゃない!!!!

3店舗目のマクドナルド

 ファーストフードの代名詞的存在であるハンバーガーチェーン「マクドナルド」。同社によると、現在は100か国以上に3万6000を超える店舗が存在するのだとか。こういった現有店のなかで、世界最古の店舗が、アメリカ・ロサンゼルスから約20kmほど離れた、カリフォルニア州ダウニーにあります。

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ダウニーにある「世界最古のマクドナルド」(乗りものニュース編集部撮影)。

 この「世界最古のマクドナルド」は1953年8月18日、ロジャー・ウィリアムス氏など2人の人物と「マクドナルド」創業者であるマクドナルド兄弟とのあいだで契約に至ったフランチャイズ店で、3店舗目の「マクドナルド」としてオープンしました。これは同兄弟から経営を引き継ぎ、「マクドナルド」を世界展開したレイ・クロック氏が、マクドナルドシステム社(現マクドナルド社)を立ち上げる1955年より前のことでした。

「世界最古のマクドナルド」は、築70年近くという、その”超クラシカル”な建物それ自体もさるところながら、ほかのマクドナルドの店舗とは大きく異なるポイントが多々あるのが特徴です。

 まず、ロードサイドに掲げられている「マクドナルド」の看板が、通常の店舗で採用されている「黄色いmのロゴ」ではありません。その代わりにコックの格好をした男性キャラクターが掲げられています。これは「スピーディー」とよばれる、同店の元祖マスコットキャラクターなのだそうです。また、店舗の注文カウンターがある建物上部に描かれた「mマーク」のデザインも、通常見るものとは違います。

【写真】普通と違すぎる! 「世界最古のマクドナルド」に潜入

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