高速道路乗り放題「速旅」どこで使える? 買い方は? 「片道だけで元が取れる」爆得っぷり【中日本2022年夏】

どれだけ使えば得する?

 首都圏から普通車で出かける場合、東京ICから東名で掛川に到達するまでに通常料金は5000円を越えます。首都圏発着の往復込みプラン(3日間)だと、「静岡県・山梨県全域」は9800円、「静岡県全域」は9600円。すでに往復利用だけで元が取れます。浜松まで行き、甲府・小淵沢方面へ足を伸ばすと、さらにお得になります。

 いっぽう関西・名古屋方面から飛騨・北陸へ行く場合、「名古屋・彦根→郡上・飛騨・富山コース」は、3日間で10400円。発着エリアの西端である名神の八日市(滋賀県)から金沢東までが通常料金5080円。名古屋から五箇山までが5040円。楽々と元が取れてしまいます。

「岐阜県周遊ドライブプラン」は、首都圏や関西方面からの発着プランはなく、「静岡西部・愛知東三河エリア発着」のみ設定されています。周遊のみ利用の場合だと、関ヶ原~白川郷の移動で通常料金4570円。片道で3日間周遊コース6800円の7割近くにもなります。
 
 もっとも、「速旅」の最大のメリットは、「料金を気にせず、何度でもICを乗り降りできる」こと。途中下車を繰り返しながら道中の観光地を回っていくと、旅行を最大限に楽しむことができるでしょう。

 先述のとおり、このほかにも「速旅」には観光施設や宿泊がセットになったプランもあります。例えば「白馬岩岳マウンテンリゾートドライブプラン」(3日間11600円)には発着エリアとの往復利用とゴンドラリフト往復乗車券や食事券が含まれ、さらに周遊エリアも八王子・安曇野・掛川・箱根と広範囲にカバーしています。

【了】

各プランの「乗り放題エリア」と料金を見る

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。