どこでも寝起きの自衛隊OB直伝 快適「車中泊」術 命を守る断熱&絶対に常備したいグッズ

道の駅の充実やオートキャンプ場の増加などで近年ちょっとしたブームになりつつある「車中泊」。快適に過ごすための専用グッズも各種販売されていますが、100円ちょっとで断然よくなる常備品を元自衛官が伝授します。

スマホよりもコスパ良いLEDランタン

 次に照明です。目隠しをした車内は暗くなります。恐らく何も見えないくらいになるでしょう。寝るときはその方が良いですが、スマートフォンやイヤホンなどの小物がどこにいったのか、はたまた歯ブラシはどこに置いたのか、着替えはどこの袋に入れたのか、ちょっとしたことをするときに明かりが必要になるのは間違いありません。こういった時に役に立つのが小さなLEDランタンです。

 スマートフォンなどのライトや画面の光を明かりにすれば、それ自体のバッテリー残量を減らしてしまいます。クルマのエンジンを切っているとポータブル電源などを積んでいない限り充電は難しいので、なるべく温存したいところ。そこで、乾電池で明かりを採れるLEDランタンは、安価かつクルマに常備したい良コスパなアイテムになります。

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車内灯を付けた状態でスマホをいじるイメージ。エンジンを止めた状態だと最悪バッテリー上がりを誘発するため、LEDタイプの電灯は用意しておいた方が良いだろう(武若雅哉撮影)。

 ちなみに、自衛官時代の照明といえば、小さなLEDライトを更にテープで光を絞り、必要最小限の明かりだけを頼りに行動することが多かったです。なぜならば、不必要な照明は自己位置を暴露することになり、なおかつ夜間の暗さに慣れた目の「暗順応」を狂わすことになるからです。仮にしっかりと暗順応していれば、視界の周囲で物を見る「周辺視」を使うことで、ある程度であれば照明がなくても行動することは可能です。

 車中泊も、この「暗順応」「周辺視」が効く光量であれば問題ないため、明るすぎる必要はありません。家の照明でいえば豆電球くらいの光で十分です。

 ガソリン価格の高騰とアイドリングストップが奨励されている現代で、いつまでもエンジンを回しておくことは得策とはいえません。そのため、バッテリー上がりを防ぐためにも、エンジンを切っている時は室内灯ではなく、手持ちのランタンなどがあると非常に便利です。

【了】

【見たことある?】自衛隊トラックの荷台の様子 雪上車も

Writer:

2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。

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コメント

1件のコメント

  1. D:5ベースのキャンピングカーがありますよ。

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