「浜松バイパス立体化」現地調査へ 長鶴~中田島で事業化後初 一部6車線化

渋滞多発区間を高架で一気に抜けていきます。

2022年度に新規事業化

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立体化が行われる国道1号浜松バイパス(画像:Google Earth)。

 国土交通省 浜松河川国道事務所は2022年8月1日(月)、ことし新規事業化したばかりの国道1号線・浜松バイパスの拡幅・立体化事業について、現地での地質調査に着手すると発表しました。

 浜松バイパスは静岡県浜松市の篠原IC~小立野IC間の18.3kmの道路。西に浜名バイパス、東に磐田バイパスと接続し、同市内の交通分散に寄与しています。

 今回改良事業がおこなわれるのは、国道150号交点の石原町を含む、長鶴~中田島の6.4kmの区間。石原町交差点周辺の約2.5kmが高架で立体化され、残り区間が拡幅されて地上6車線となります。

 これにより慢性的な渋滞となっていた石原町、長鶴などの交差点を中心に、旅行速度が短縮されます。物流施設が集中する浜松市南部の米津地区から東名の浜松ICまでの所要時間は、26分から20分へ短縮されると予測されています。

 今回着手される地質調査は、高架橋基礎などの設計の材料となります。同事務所は「国道1号を走行中に中央分離帯の内側にボーリング調査の機械が見えますが、脇見運転せずに安全に走行をお願い致します」と呼びかけています。

【了】

【「浜松バイパス立体化」事業の概要とルート】

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