なんて見た目だ! ボンバルディアが開発の「未来のビジネスジェット」案が異形すぎる なにが利点?

翼の生えたヒラメ…もしくはエイ?

CO2排出量最大50%減少?

 カナダの航空機メーカー、ボンバルディアが「エコジェット研究プロジェクト」と銘打った新たな研究を進めています。この技術検証の一環として、これまでのものとは全く異なったデザインのビジネス・ジェットのデザイン案「エコジェット」が公開されています。

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ボンバルディア「エコジェット」のイメージ(ボンバルディアの公式動画より)。

 ここで打ち出されている「エコジェット」のデザイン案は、主翼を機体と一体化させた「ブレンデッドウィングボディ(Blended Wing Body。全翼機)」に近い形状を採用。胴体はこれまでのジェット機よりも平べったい設計となっており、エンジンは胴体後方上部に2基設置されています。

 この研究はボンバルディアの低炭素・脱炭素社会実現への取り組みの一環で、空力と推進力を改善させることによって、二酸化炭素排出量を最大50%改善できる可能性を持つとのこと。現時点で同社は「エコジェット」を実用化させるという方針は打ち出されてはいないものの、大学などの研究機関などとの提携を進め、プロトタイプ(試作機)を製作する方針し、実現可能性を模索する方針です。

【了】

【画像】エアバスも開発中 「エイみたいな形状」の旅客機

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コメント

1件のコメント

  1. いいかも知れない。ブレンデッドウィングボディは揚抗比を改善します。ただ工作は難しくなるし、単純な円筒形よりも与圧の応力が不均一に掛かるでしょうから、補強のため多少重くなりそうですね。トータルで見ると結構コスト高になるので、民間機の場合はベストかどうか、採算分岐点の見極めが大事かな。