高速道路の通行止めが3時間超え=「ただごとではない」? 生じる義務 動く組織 どうなるのか

高速道路を3時間以上通行止めにするような事故は「重大事故」とされます。この3時間という数字、道路管理の現場にとっても、業務が大きく変化するひとつの基準になるようです。どういうことなのでしょうか。

「機構」がなぜ出てくるのか

 なぜ機構が権限を代行するのかというと、高速道路を3時間以上も通行止めするのは社会的責任が大きく、高速道路の保有者である機構が最終的な責任を負うからだそう。そもそも高速道路保有・債務返済機構とは一体どんな組織で、NEXCOとはどのような関係なのでしょうか。

 高速道路はもともと日本道路公団をはじめとする4つの公団(ほか首都高速、阪神高速、本州四国連絡橋公団)によって管理・運営されていましたが、2004年に解体され、新たに設立された高速道路保有・債務返済機構が旧公団の借金を引き継いで道路資産を保有、新会社NEXCOが道路の維持・管理をするという機構と会社の協力体制が取られることになりました。

Large 20221022 01
高速道路保有・債務返済機構のウェブサイト。

 機構は高速道路をNEXCOに貸し付けて賃貸料を徴収し、その賃貸料を財源として旧公団の債務と高速道路の建設などで新たに発生する債務を法律で定められた期限内に返済していく役割を担っています。機構の最終目的は債務の完済です。そのため、機構としては高速道路がどのように管理・運営されているかについても責任があり、こうした通行止めのルールが存在するというわけです。

【了】

【画像】通行止めになると現れる「入れません全力アピール横断幕」

Writer:

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス