マツダCX-60 なぜ「外車の乗換え先」に? そもそも外車派はなぜ日本車が眼中にない?

マツダの新型SUV、CX-60の受注が好調。輸入車からの乗り換えも多いといいます。国産車にはあまり目が向かないといわれる輸入車ユーザーに、何が刺さったのでしょうか。

輸入車ユーザーが選ぶポイントとは?

 そうとなれば、一番に濃厚な理由は「走行性能」でしょう。なんといっても、ドイツには速度無制限のアウトバーンがあります。そこでは日本の高速道路よりも圧倒的に高いスピードでクルマが走っています。150km/hが普通で、速いクルマであれば200km/h以上で走っています。そんな高速域を日常的に使うようにできているのがドイツ車です。

 実際に、ドイツ車に乗ってアウトバーンのような超高速域を走ってみれば、日本車との違いは明白です。ドイツ車は、とにかく安心感があります。これは、クルマ本体の剛性や、サスペンションとパワーステアリングなどの調整が肝になります。長年積み重ねてきたノウハウが生きる領域です。その違いは、実のところ低速域でも感じることができます。「なんとなくしっかりしている」と感じられるのです。これがドイツ車の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

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輸入車でシェア1位のメルセデス・ベンツ、そのなかでも売れ筋のCクラス(画像:メルセデス・ベンツ)。

 一方、日本はどうかといえば、もっと走行するスピードが低いのが特徴です。高速道路の最高速度は120km/hですし、パワーの小さな軽自動車もたくさん走っています。筆者の海外取材を通しての印象としても、欧州の人は、日本人よりも飛ばす人の割合が多いと感じています。

 また、日本人は「壊れない」「見栄え、品質」「使い勝手」などに関する要求が高いのも、よく耳にする話です。そうした日本人の国民性は、当然、クルマ作りにも大きな影響を与えます。その結果、日本車は、壊れないとか見栄えが良い、使い勝手の良さが得意になり、ドイツ車は走行性能が得意になるというわけです。

【画像で見る】マツダCX-60&ライバルになりそうな車種たち

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