JALに16人だけ実在「777・787両方に乗れる操縦士」どう乗り分け? 裏側が“目からウロコ”だった

JALには、ひとりのパイロットがボーイング777と787のふたつの型式を、同時期に乗務できるパイロットが16人います。ふたつの型式をどのように乗りわけ、それをどう受け止めているのでしょうか。

「1か月おきに違う型式へ」は実際どうなのか

 ただ古川機長によると、社内の規定や通達のうえでは、実のところ毎日のように乗り換えができるとも。

「1勤務において1機種という決まりなので、休みを取れば(もう一つの型式に)乗り換えられるんです。たとえばロンドンへ777に乗務し、帰りは787に乗務するというのも、通達上は可能です(長距離国際線では到着後休みを挟むため)」

 そして、MFFを担当するパイロットにとって、777と787の“1か月乗り換え”はどのような感覚なのでしょうか。古川機長は「ちょっと意外だと思うんですが……」と前置きの上、次のように話します。

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JALの古川大心機長(松 稔生撮影)。

「自分を含めてですが、混乗している同僚から話を聞いても、できるだけ頻繁に乗り換えたいというのが、いまのところ多くあがっている感想です。常に触っているものは、半年とか1年ごとに使うものよりも、使い心地がいいですよね。スマートフォンとiPadみたいなもので、ちょっとした差はありますけれど、より慣れます。そんなイメージが近いのではないかと思います」(古川機長)

 JALでも「パイロットのなかでも、やりたいと希望する人は多いのではないでしょうか」というMFF制度。担当するには、両型式の資格を維持するための訓練を実施するほか、どちらかの型式で審査不合格となった場合は両型式を乗務不可とするなど、より高いレベルを求めています。

「MFFを担当するまで、787で10年弱乗務してきました。787は長年、国際線定期便がメインだったのですが、MFF制度で777を担当できるようになったとき、久しぶりに羽田~伊丹線、新千歳線といった国内線に乗務しました。ある意味とても新鮮だったことを覚えています」。古川機長は、MFF乗員ならではともいえるエピソードを話します。

【了】

【写真】ルックス結構違う! 777と787のコクピットの違いを“徹底解析”

Writer:

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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コメント

1件のコメント

  1. 自動車の免許があれば

    様々な車に乗れるが

    旅客機のライセンスは

    機種事に決まってる

    しかし昔

    ボーイング757

    ボーイング767

    同様な操縦系統だから

    どちらかのライセンスで

    どちらも操縦出来た!

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