どんな香り!? 「旧国の香り石鹸」登場 “国鉄の香り”最新作 使ってみた
まずは思い出してみてください、車内のにおい(思い出せるか!)。
「国鉄の香り石鹸」の次は「旧国の香り石鹸」だ!
「国鉄の香り石鹸」に次ぐ新商品は、なんと「旧国の香り石鹸」。いわゆる“旧型国電”の車内の香りを再現したという石鹸が、2022年10月22日(土)より各種ネットショップで発売されました。
合同会社ビイエルテイ代表の高橋 竜さんが立ち上げたブランド「COQTEZ」の新商品です。高橋さんはCOQTEZブランドで、2017年に「国鉄の香りルームフレグランス」、2019年には「国鉄の香り石鹸」を打ち出してきました。
今回の「旧国」こと旧型国電とは一般的に、“新性能電車”として1957(昭和32)年に登場した101系電車より前の型式のこと。車体は主にぶどう色(こげ茶色に近い)で塗られていました。「旧国の香り石鹸」のセット商品のパッケージのひとつには、鶴見線の旧型国電「クモハ73」の写真が大きくプリントされています。
一体どんな香りなのでしょうか、サンプルを使ってみると……。
「国鉄の香り」は、ちょっと、消毒剤のようなにおいがしました。これは“全般検査明けの国鉄車両の、消毒剤が効いた車内のにおい”を再現したものでしたが、「旧国の香り」は、それに木の香りがプラスされたような感じがします。「旧国の床は、ニスが塗られた板張りですから」と高橋さん。
今回の香りも、特にレシピが残っているわけではなく、調香師が保存車両などで嗅いだ記憶をもとに再現したもの。天然精油を使用した香料を配合した手作りの無添加石鹸だそうです。
「旧国の香り石鹸」は、COQTEZの公式オンラインショップ、アマゾン、メルカリ、JR東日本のJREモールなどで購入できます。アマゾンでは2個入りギフトボックスセットが2700円(消費税、送料除く)で販売されます。
なお「旧国の香り石鹸」を含め、COQTEZブランド商品は福岡市貝塚公園に保存されている国鉄20系寝台客車ナハネフ22 1007の修復基金として、その売上の一部が拠出されます。
【了】
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