デカさは正義だ! 最新艦載ヘリCH-148「サイクロン」の巨体でカナダ軍は何をする?

カナダ海軍のハリファックス級フリゲートにて運用が始まったばかりの艦載ヘリCH-148「サイクロン」は、なによりその大きさが特長で、海自や米軍の艦載ヘリよりも大きいといいます。ただ、その使いみちはまだ試行錯誤中のようです。

最大の特長はそのサイズ!

 特に、機外に搭載されているセンサーが捉えた情報は艦艇側とリアルタイムに共有可能で、これによりCH-148は夜間でも不審船舶などを発見しその情報を艦艇に送信することを可能としており、艦艇にとってのまさに「空の目」としての役割を担っているのです。

 こうしたCH-148の機能は、2018年以来カナダ海軍が毎年、実施している、北朝鮮船舶による東シナ海など洋上での違法な物資のやり取りである「瀬取り」に対する監視活動においても非常に役立っています。

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カナダ海軍フリゲート「モントリオール」にて、海上でのホバリング飛行中の給油テストに望むCH-148「サイクロン」(画像:ロッキード・マーチン)。

 このCH-148の最大の特徴は、その機内スペースの広さです。海上自衛隊で運用されている艦載ヘリコプターのSH-60Kと比較すると、全長などに関しては大きな差はないものの、機内スペースはCH-148の方が圧倒的に広く、たとえばSH-60Kの最大乗員数が12名であるのに対して、CH-148は22名と約2倍の人員を乗せることが可能です。

 機内スペースが広いということは、当然、一度に多数の人や物資を輸送することができるということです。平時はもちろん、災害時の「人道支援・災害救援(HA/DR)」や、有事における人員や物資の輸送任務において非常に重要な意味を持つことになります。

 ちなみに、CH-148のベースとなったS-92は、2020年まで警視庁でも離島などを含む地域への人員輸送ヘリとして運用されていました。

【写真】最期は水没…! 警視庁のS-92Aヘリコプター

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