自転車「歩道は例外」徹底へ 書き換わった国の基本方針のポイント 乗り手の責任より厳しく
ヘルメット着用を全年齢に向けて“奨励”
もう1つの大きな変化は、ヘルメットの着用です。以前の五則ではヘルメットの着用は、子供に対して呼び掛けられたものでした。今後はあらゆる年齢層にヘルメット着用が呼び掛けられます。
今年4月の道路交通法改正でも、このことは「努力義務」として盛り込まれました。乗り手だけでなく、子供らを乗せることができる2人乗りなど同乗者がいる場合や、子供が自転車に乗る場合の保護者の責任としても、着用させるよう務めること、とされています。法律の施行は1年以内。この改正内容についての具体的な日程はまだ決まっていませんが、まもなくすべての利用者への着用が呼び掛けられることになります。
「努力義務とは『奨励』のこと。義務までではないが、強いメッセージを込めている」と、内閣府交通安全対策担当は話します。
また対策会議は、国土交通省や地方自治体の道路管理者に対しても「自転車に係る通行実態・事故実態を踏まえ、自転車通行空間の整備を推進すること」を求めています。“道路の左側の整理”は今後、ますます重要になりますが、道路の管理は国や地方に分散し、対策会議ではあるべき姿については触れられていません。
事故を減らすために「乗り手の責任」問う
交通事故は全体で減少傾向ですが、反対に自転車が関与する割合は目立つようなりました。
警視庁まとめた都内における2022年中(9月末日まで)の自転車が関与する交通事故は1万271件。交通事故全体の46.6%を占めています。また、前年同期比で1718件増えています。
また、自転車が関与する事故の中でも、自転車が第一当事者(事故が発生するきっかけとなった当事者)となる事故が5507件(前年同期比+1618件)。自転車の死者21人(前年比+8)も増えています。
政府は2025年までに、年間の道路交通事故による24時間死者数を2000人以下、30日以内死者数でおおむね2400人以下とする交通安全基本計画を掲げています。この被害者を減らすための対策が、これまで以上に自転車の乗り方に向けられています。自転車だから… …、こんな言い訳がきかない時代がきているようです。
【了】
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
現状の道路において、標識のつけ方自体に無理の有る所が多々存在しますね。
歩行者がひとり通るのがぎりぎりな歩道を自転車通行可能にしていたり、車道の交通量が多く危険なのに歩道通行不可だったり、車道の路側帯が広く歩道はさほど広く無いのに歩道通行可能や自転車通行帯有るのに歩道通行可の標識有ったりと、何を基準に標識を設置しているのかわからない。
そもそも、自転車を邪魔者扱いして歩道に追いやって今更車道を走りなさい、とはどういう事なのかな。
違法走行に対する罰則を厳しくするのは一向に構わんし賛成なのだが自転車の走行スペースの確保を併せて進めて貰いたい。橋の上は道幅が狭すぎて自転車で車道を通るにはスペースがないし既設の歩道も橋の片側にしか設置されていないため結果的に歩道や路肩の逆走を強いられるケースが多々ある。 交差点の信号も 自転車歩行者用信号の表示版があれば自転車は自転車はそれに従え、なければ車道の自動車用信号に従え、は道路行政の手抜きでしかない。自転車は歩道走れと長年パトカーから拡声器でがなってきた挙げ句に時代が変わって今度は自転車は車道走行を徹底しろと手の平返しをするなら、自転車に車道を走らせる環境整備も徹底してくれって、こっちも安全に自転車で走りたいのだから。
車やバイクよりも早く広まってた自転車が今更規制強化って遅すぎない?車道を整備をする時点で自転車の専用レーンも作るべき!じゃないと車側から見ても危なくって仕方がない!。
おっけー。じゃ まずは全ての車道で自転車が安全に走れる環境を整備してね。歩道を確保して→自転車レーンを確保して→で、残りのスペースで車道をやりくりしてね。話はそれから。
ubereatsや通勤ロードバイクが暴れていて問題になっている歩行者が多い都心部と
歩道に歩行者がほとんどいない車社会の田舎で同じ規制を運用するのが無理がある
とくに田舎だと追い越し禁止が多く自転車は邪魔なので歩道走ってもらいたいのが本音
公共交通従事者です。
自転車は車道。この施策のために何人もの自転車に乗る「女性や子供」が亡くなっています!至急撤廃すべきです!
ルールや法律だけ変えても、日本の道路の造りでは少し無理があります。
台湾のように、自転車専用の車線がない限りは、路上駐停車が自転車の邪魔をする。
そのせいで法律を無視する自転車乗りが生まれる。
結果、歩行者も自転車も自動車も危険に見舞われる。
これが日本の道路の現実。
自転車は車道?車道を走る自転車がどれだけ周りに迷惑をかけているかわかっているのか?こんな時代に合っていない法律を推し通すより、ロードバイク等の危ない自転車を法律で規制して欲しい。
それなら自転車専用レーンをもっと普及させてほしい。
通勤路線が国道二号線しかない自分にとっては、朝霧、垂水の車道は地獄よ。
自転車が車道を走るのは普通に一般常識なのでは。だから自分は歩道を歩いてて後ろから自転車が来ても端によることもしないし、逆に自分が自転車に乗っている場合は普通に車道を制限時速を超えないように走ってる。橋の上だろうが道幅の狭いところだろうが横を大型車がバンバン走っていようが国道2号のような交通量の多い道だろうがそこが自転車通行禁止の道路でない限り私はこれからも車道をママチャリで爆走し続けるだろう。
よっぽどの田舎かかなり整備されてる道じゃないと自転車は車道走れない
スレスレを走る車の横をノロノロ自転車で走るとか誰も幸せにならないし
なるほど、それじゃ全国にいる自転車移動しているであろう警察官はこの規制に従って自転車乗らないといけないよな。
先日も普通に歩道走行してたけどな。
あと書かれてないけど自転車保険はほぼ全国の自治体の条例で義務化してるのでヘルメットより周知してほしいところ
車道に出てこられると事故のリスクが跳ね上がる。
自転車のレーン整備してから言えよ
危な過ぎて車道なんか走れねぇよ
歩道歩いていてチリンチリン鳴らされるとイラッとする 煽り運転だろコレ
都内だと交番のお巡りが歩道をチャリで走ってる
僕はいつも大声で注意してる
「コラ!歩道を走りなさい!」