途中で入るな! 東名 横浜町田ICの渋滞対策が台無しになる可能性 「先頭で合流」さらに重要に?
東名高速でも有数の交通量がある横浜町田ICの下り線で、2車線ある合流部の片方の車線のみ延長し、合流位置をズラすという渋滞対策が行われます。しかし合流の仕方次第では、台無しとなってしまう可能性もあります。
横浜町田の2車線合流に対策
東名高速でも有数の混雑を呈するICのひとつが、横浜町田ICです。ここは日本で最も交通量が多い路線のひとつ、国道16号「保土ヶ谷バイパス」が接続しており、横浜方面から東名下りへ向かうクルマが集中する場所。ゆえに料金所から本線へのランプも2車線が確保されています。
ただ、2車線ランプの合流部は、ほぼ同一箇所であるためクルマが錯綜しがちで、渋滞が発生しやすいポイントにもなっています。そこでNEXCO中日本は2022年11月19日(土)6時より、渋滞対策の一環として車線運用を変更します。
2車線ランプの合流部で、加速車線の外側(左)のみを約500m延長させ、合流位置をずらすというものです。2車線ランプは右側に赤、左側に青のカラー舗装が施され“分離型”に。それぞれの車線でスムーズな加速が可能となり、合流部での渋滞緩和が期待できるといいます。
ただこの対策、合流の仕方次第では、全く台無しになる可能性もあります。
というのも、延長される左側の車線で、従来のように「右側車線が合流しているから自分も合流しなきゃ」などと思って合流を始めてしまうと、左側車線をふさぎかねないからです。
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