なんじゃこりゃ!? トンデモ「航空機まるごとホテル」案が誕生の22年 5000人収容&20発原子力駆動、A380も
世界が驚愕 超巨大「空飛ぶホテル」
●超未来&駆動装置も凄い!5000人収容&20発エンジンの「飛行機型ホテル」とは
イエメンの科学動画クリエイター、ハシェム・アル・ガイリ(Hashem Al-Ghaili)氏が2022年6月、公式YouTube上で、まるで飛行機のような形状を持つ、空飛ぶ宿泊施設「SKY HOTEL(スカイホテル)」のイメージ動画を公開しました。このホテル案は、通常の旅客機では考えられないような巨大さと駆動装置を特徴とします。
この「スカイホテル」は5000人を収容できる大きさを持ち、イメージ映像では全長70mを超える「ジャンボ・ジェット」ことボーイング747がミニチュアに見えてしまうほどの規格外サイズです。乗客(宿泊客)は、通常の旅客機を上空でドッキングすることで輸送するとしています。
館内にはショッピングモールやジム、プールや映画館などを備えているほか、空が見えるエレベーターや展望ドームなども設置。垂直尾翼の上部には円盤のような設備がついており、ここは外の景色を360度見渡せるホールになっているとのことです。
そして駆動装置は、原子力で動く20基のエンジン。このことで、数年間のあいだ無着陸で上空に留まることができるほか、給油の必要がほとんどなく排気ガスも出さずに空に浮かぶことを可能としています。
動画はハシェム氏が、海外のデザイナーが作成した原案をベースに動画として“具現化”したもので、実際にこれを設計するというものではない状況ですが、あまりに革新的なコンセプトだったことから、世界中で話題を呼びました。
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ちなみに、先述のふたつの「航空機まるごとホテル」ほどではないものの、通常のホテルの部屋に本物の航空機パーツをはじめとするグッズたちを展示するコンセプトルームは、国内でも2022年現在、JAL(日本航空)やANA(全日空)が展開しています。
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