スーパーカブ・ハンターカブ等用「サイドバッグ」誕生 ランドセル企業セイバン開発

「天使のはね」製造で培ったノウハウを凝縮!

こだわりポイントは収納力、機能性、デザイン性

 大手ランドセルメーカーのセイバンが、ホンダの自動二輪「スーパーカブ」シリーズの愛好家、いわゆる「カブヌシ」を対象に、愛車に取り付けるランドセル型サイドバッグの予約販売を開始すると発表しました。

 販売は2023年3月29日(水)~2023年5月7日(日)の期間限定で、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」での予約販売という形で行います。

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ハンターカブに取り付けられた「ランドセル型サイドバッグ(画像:セイバン)。

 セイバンは、1946(昭和21)年にランドセルの製造を本格的に開始した業界の老舗。長年培ったその製造技術を駆使し、本気で「ランドセル型サイドバッグ」の開発に取り組めば、自社の職人たちの開発力や遊び心をアピールできる良い機会になると考えスタートさせたプロジェクトです。

 同社がランドセル型サイドバッグ開発においてこだわったポイントは「収納力」「機能性」「デザイン性」の3点とのこと。

 収納力は、帰り旅行程度の荷物が十分に入るサイズということで容量8リットルを確保。機能性は片手で簡単にバッグの開閉ができる「ワンタッチ錠前」を採用するとともに、グローブを装着したままでも簡単にポケットの開閉が可能となる「マグネットホック」を導入しています。また、走行時に横からの雨などの侵入を防ぐ「レインカバー」や、カブに装着するための「装着ベルト」も新たに開発。さらに装着時に留め具などの金属部がバイク本体に当たりにくいよう設計されています。

 デザイン性については、カブヌシの中にはランドセルのデザインとの相性の良さに着目し、市販の子ども用ランドセルを独自に装着して楽しんでいるユーザーが一定数いることに着目。そこでランドセルのフォルムを活かしたデザインにしたといいます。

 なお、カラーについてはブラック、カーマインレッド、カーキ、ブラウンの4色を展開する予定とのこと。各製品は限定生産で、販売数が上限に達した時点で販売終了となりますが、達成しなくても支援してくれたカブヌシには製品を届けるそう。

 価格などの詳細は3月29日以降、クラウドファンディングサイトで確認できます(公開前は404エラーが表示されるので注意)。

【了】

【これならソロキャンもOK!】セイバン開発「ランドセル型サイドバッグ」外観&内部(写真)

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