「サーバーダウンで55便欠航」ANAの対策は? 原因不明も「復旧までの過程」を見直し ダウン時間短縮ヘ

また起きたらどう対策するのか

 ただ、1時間近いシステムダウンの影響は大きく、羽田空港の混雑や、出発しても空港の運用時間に間に合わない可能性を踏まえ、多くの欠航が発生しました。

 これを踏まえANAでは、トラブル時の運用を見直すと発表しています。

 それは今後、B系のデータベースが停止した場合、もうひとつのシステムであるA系に速やかに切り替えるというもの。トラブルが起きた方のシステムの再起動を試す時間を省ける分、システムダウンの時間を短くできる効果が期待されると見られます。担当者によると「切り替え作業は15分程度で対応できる」とコメントしています。

 同社は「お客様および関係する皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメント。再発防止策については「取りまとめ次第ご報告いたします」としています。

【了】

【図でさっと理解 ANAのシステム不具合の経緯】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 普通に 露 中 北 のハッキングと疑うけど。ネトゲのサーバーみたいに複数サーバーを同時に動かして、ユーザーがサーバーを行き来すれば良いんじゃない?。同じセキュリティーだと同時に突破されるからサーバーごとに異なる対策を施すとか。