翼の先端なぜ“反り上がっている”? 旅客機の主翼 実は曲げたり下げたりも…何のため?

多くの旅客機には、主翼の端が上に反り上がっている機構「ウイングレット」が備わっています。この機構は燃費効率を向上させるためのものですが、重量がかさむにも関わらず、なぜ燃費が良くなるのでしょうか。

実は「ウイングレット」系のパーツにはさまざまなカタチが?

 前掲のJALの記事によると、たとえば767にウィングレットを装着してもパイロットの操縦感覚には影響しない、それでいて効果は目に見えて現れる、としています。

 そのようなウイングレットが初めて実装された旅客機は、「ハイテクジャンボ」とも呼ばれたボーイング747-400とされています。以来、主翼先端にはウイングレットに類似した、さまざまな形状の翼端渦を抑える機構が採用されています。

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ジェットスター・ジャパン機(乗りものニュース編集部撮影)。

 たとえば、もっとも売れている旅客機である「エアバスA320」では、かつて「ウイングチップ」と呼ばれる翼端を上下に伸ばす形のパーツがスタンダードとして採用されていましたが、その後「シャークレット」と呼ばれる新型の翼端パーツが導入されています。

 2タイプの主翼端をもつA320を保有するジェットスター・ジャパンによると、「シャークレット」装備機は「ウイングチップ」装備機とくらべて、燃料コストを約4%節減でき、航続距離を約185km延ばす効果があるとのことです。

【了】

※一部修正しました(4月23日20時25分)。

【図】なるほど! ウイングレット推奨の要因「翼端渦」を一気に理解

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