燃料や水…飛行機に「液体」はどれくらい入るのか JALで一番長~いB777-300の場合

JALが運航しているモデルのなかで、最も長いボディを持つのがボーイング777-300型機です。飛行機は飛ぶ際、燃料や旅客サービス用の浄水などの液体を積みます。「ジャンボ」を超える長さのこのモデルは、どれくらいの量が積まれるのでしょうか。

「ジャンボ超え」73.9mのボーイング777-300

 JAL(日本航空)が2020年8月時点で運航しているモデルのなかで、全長が最も長いのが、ボーイング777-300型機です。

 ボーイング777シリーズの長胴タイプで、全長は73.9mです。かつて運航されていた「ハイテクジャンボ」ことボーイング747-400型機を約3.2m上回ります。

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JALのボーイング777-300型機(2019年、乗りものニュース編集部撮影)。

 飛行機はフライトのとき、たくさんの液体を積み飛行します。代表的なのが、飛行に不可欠な燃料、そして機内でのサービスに使われる浄水でしょう。これらはどの程度積まれているのでしょうか。

 JALが実施した「オンライン de 航空教室」によると、ボーイング777-300型機が搭載できる燃料は約17万1200L。これはタンクローリー20台分にあたり、1.5Lのペットボトルであれば約11万4130本に相当します。毎日1本ずつ飲むとすると、312年以上かかる量です。なお、これらの燃料は主翼のなかに搭載されています。

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1件のコメント

  1. その1200lの水は上空で捨てれますかね?いくらでもないかもしれませんがカリフォルニア州の山火事に向けて投下すれば少しは違うでしょう。今回また消火活動中のヘリが墜落したそうで…黙祷…