自衛隊いよいよ「撃たれてもおかしくない地域」へ スーダン邦人救助は屈指の難関ミッションに?
2年前のアフガニスタンとは異なるポイント
冒頭に記したように、自衛隊機による在留邦人の輸送は今回のスーダンが初めてではありません。2年前にもアフガニスタンから邦人を避難させるため、隣国パキスタンを含め派遣されています。
ただ、アフガニスタンでは、アメリカ軍などによって安全が確保されたカブールの空港に航空自衛隊の輸送機が降り立ち、自力で空港まで辿り着いた在留邦人を、隣国のパキスタンにあるイスラマバードの空港まで空輸するというミッションでした。
このとき、自衛隊の部隊は危険な空港外に出ることは想定しておらず、実際は機内から一歩も出ることなく終わったとも言われています。つまり、陸上総隊隷下の「中央即応連隊」などで編成されている「誘導輸送隊」は輸送機から降りることすらできなかったようです。
この背景には日本の国内法と、アフガニスタンや関係諸国との間にある法律が障壁になったといわれていますが、真相は不明なままです。
また、航空自衛隊は当時、C-130H輸送機2機とC-2輸送機1機の計3機でパキスタンまで向かいましたが、現地での機体トラブルのため、結局使用できたのはC-130H輸送機1機だけでした。
そこで、今回は少しでも機体のトラブルを回避できるよう、3種類の輸送機を派遣したとも言われています。機種が異なれば、仮に1機種でトラブルが発生したとしても他の機種には大きな影響を与えることがないため、機体チェックに余計な時間を割く必要性を最低限まで減らせるからです。
そして最も気になるのが、自衛隊として初となる「陸上輸送」が行われるのか否かという点です。
「また」何の成果も、得られませんでしたっ!!
って事にならないと良いね
アフガンに続いて
結局のところC130頼みなんだよな。C-2は不整地運用の信頼性が低いからまずC130飛ばさないと行けないって、なんでそんな飛行機作ったのよ・・・