異形の地下鉄「400系」デビューは6月25日 大阪メトロの「宇宙船」2か月遅れで運行開始へ

「走る麻雀卓」「G-SHOCK」「バトルドーム」と呼ばれたヤバイ新型車両、いよいよ走ります。

完全新機軸の車両

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大阪メトロ中央線に導入される400系電車(画像:大阪メトロ)。

 大阪メトロは2023年4月25日(火)、中央線の新型車両「400系」の運行開始日を「6月25日(日)」と発表しました。

 2021年にその姿が発表されると、宇宙船を意識させるという未来的なデザインで、あまりの異形に大きな話題となりました。

 当初は2023年4月デビュー予定でしたが、大阪メトロは「運行に向けた車両の試験の中で機器の調整に時間を要した」としています。

 展望形状は全面ガラス張りで、LEDのヘッドライトは前面部の四隅に配置されています。

 大阪メトロでは初となるクロスシートが、6両中に1両に導入。背もたれを従来よりも高くして座り心地を向上し、車内Wi-Fiを完備。さらに先頭車両には大阪メトロで初となる「ユーティリティスペース」としてカウンターを設置し、USBコンセントも使えるなど、万博輸送を意識した設計になっています。

 なお400系に先駆けて、昨年7月には新車「30000A系」が運行開始。これは谷町線用に作られたものですが、大阪万博までは輸送力強化に向けて中央線に投入される計画です。ラインカラーを採用せず、水玉模様に緑色など3色をあしらった、こちらも独特のカラーリングとなっています。

【了】
※誤字を修正しました(4月25日17時37分)。

【ぶっ飛びデザインの地下鉄「400系」の詳細を見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. 三田線のキングジムの四角部分を絞った感じか、むしろ埼玉新都市交通2020系のデザインが近いですかね。