米国「長持ちするクルマランキング」に日本車が多数 ランクルも約半数が40万キロ走行!?
アメリカの自動車調査サイトが「走行距離およそ40万kmに達しても動く可能性が20%以上あるクルマ」の調査を行い、23モデルをランキング。日本車が多数ランクインしました。
2億6000万台の頂点はフォードのロングセラーモデル
アメリカの自動車調査サイト「iSeeCars(アイシーカーズ).com」が2023年4月、「走行距離が25万マイルに達しても動く可能性が20%以上あるクルマ」の調査結果を発表。23モデルをランキング形式で紹介しました。
これは2013年にアイシーカーズがクルマの寿命調査を始めてから10周年という節目に行われたもので、2012~2022年の10年間にアメリカで発売された2億6000万台を対象に、その車種の各年式における平均走行距離を算出。どのモデルが長距離を走行しても生き残る確率が高いかを数値化し、ランキング形式で発表しました。
調査によると、25万マイル、つまり約40万km以上動く可能性について、全モデルでの平均値は11.8%だったとのこと。ランキングで紹介する23モデルは、その中でもかなりタフなクルマで、25万マイル以上走行できる可能性が20%以上に達しています。
ランクイン車両はアメリカらしく、ピックアップトラックがトップ23のうち10台を占めます。日本メーカーではトヨタが3位にタンドラ、7位にタコマと2台のピックアップトラックがランクイン。それ以外にも、2位のランドクルーザーを始め、23位には2023年4月に国内生産が終了したカムリも入るなど、トヨタは計8モデルが23位以内です。
他メーカーでは、ホンダが5台(アキュラ含む)、スバルが1台ランクインするなど、計14モデルがランクインし、日本車の信頼性の高さが改め浮彫りとなりました。
なお、1位はフォードが誇る巨大ピックアップトラックであるF-350「スーパーデューティー」でした。フォードFシリーズはアメリカで不動の人気を誇るピックアップトラックで、ユーザーも多いなか、25万マイル以上走行する可能性のある割合が49.1%に達しています。2位のランドクルーザーは47.9%でした。
【了】
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