廃止? 存続? 日本全国「長期運休中」鉄道の現状 先行き不透明から「BRT再出発」のケースも

災害により長期運休を余儀なくされている鉄道路線が、今も全国各地に多数あります。中には再開を断念したり、バスに転換されるところもあります。

先行き不透明…「長期運休」になりそうな被災路線

 そのほか、まだ運休から1年未満ですが、復旧の見通しがまったく立っていない路線もあります。

●JR津軽線 蟹田~三厩 28.8km【青森県/廃止も含め協議中】

 津軽半島の末端部にあたる当区間は、2022年8月の大雨で、盛土流出などの被害を受け運休。赤字区間であることから、JRは「鉄道以外の復旧方法も含め検討する」とし、廃止も視野に入れています。同時に蟹田から三厩地区、竜飛崎方面に直行する乗合タクシー「わんタク」の実証実験が開始。増便も行われ、「津軽線の代替交通」としての地盤固めが着々と進んでいます。

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津軽線の終着駅、三厩駅(乗りものニュース編集部撮影)。

●JR米坂線 坂町~今泉 67.7km【山形県/協議中】

 津軽線と同時に被災し、橋梁の損傷など大規模な被害が発生。全線復旧まで5年を要し、約86億円がかかると試算されたことから、やはり鉄道以外も含めた復旧協議が開かれています。

 付近の磐越西線・花輪線・五能線などはすでに復旧済みですが、津軽線は100円収入に7744円、米坂線は2659円のコストがかかる「超赤字区間」を抱えており、沿線自治体は地元負担をふくめ難しい判断を迫られそうです。

【了】

【えっ…!これが全国の「長期運休路線」です】

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