フロントもリアも大流行? クルマの「横長ライト」増えた理由 進化の一方で法令の“壁”も

クルマの端から端まで一本線を描くような「横長のライト」が増加し、一種の流行の様相を呈しています。リアランプだけでなくフロントでも増えてきましたが、その次の姿も見据え技術が進化しているようです。

ライトは人とのコミュニケーションツールに…現状ムリ?

 また、最近のクルマではヘッドランプ部がボディと一体化し、一見するとそれとわからないような配置になっている車種も見られます。これもEV時代において未来感を演出する表現のひとつです。

 小糸製作所のブースでは、クルマが歩行者を検知すると語りかけるように光るなど、ライトが人とのコミュニケーションツールとして様々な光り方をする「アニメーションランプ」なるものもありました。同様に他メーカーでも、クルマのフロントに配置されたライト類で、たとえばEVの充電状況など様々な情報を、外にいるドライバーや周囲へ知らせるといった技術内容の展示が、人々の目を引いていました。

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人とくるまのテクノロジー展2023YOKOHAMAの小糸製作所ブースで展示されていたアニメーションランプ(乗りものニュース編集部撮影)。

 ただ、こうしたライトも日本では保安基準の関係から、現状では機能を抑制せざるを得ないようです。というのも、法令で「これは何のためのライトか」などといった基準が定まっていないためです。

 たとえばデイライトは欧州車などで先行していましたが、日本で2016年に保安基準で「昼間走行灯」として明文化されるまで、輸入車では日本向けに機能を無効化あるいは減灯するケースがありました。クルマのライトはさらに進化しそうですが、こうした新しい機能に対応した法令も整備していく必要がありそうです。

【了】

【え…未来感すげえ…!】展示会で見えたクルマのライトの最新型(写真で見る)

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