「目立たぬ顔した革命児」!? ANA「ボーイング767」の凄さとは? 今日就航40周年 粋な計らいも

「いぶし銀の革命児」767、パイロットからの評価は?

 日本では1989年、最寄り空港から離れることのできる最大距離を一発動機不作動状態での飛行速度で飛行時間120分までとした「120分ETOPS」を制度化。これをうけANAでは、いち早くこのルールを適用し、バンコク線にボーイング767-300ERを就航させています。

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羽田空港で実施されたANA「767 40周年記念イベント」(2023年6月21日、乗りものニュース編集部撮影)。

 40年の歴史をもち、さまざま功績を残してきたボーイング767。同型機を運航するパイロットは「操縦がダイレクトに伝わる飛行機らしい飛行機です。毎日のフライトをしながら、自分を鍛えられる飛行機だと思います。また、40年の歴史をもって成熟期に入っていますので、安全な乗りものであると認識しています」と評価します。

 2023年6月21日には、ANAの767デビュー路線である羽田~松山線において、通常は787運航であったNH589便を767運航に切り替え、記念イベントが開催されました。当日は、羽田空港搭乗ゲートで、767のパイロット、40年前から現在までの歴代制服を着た客室乗務員などが参加する撮影会などが実施。同便には224人の乗客が乗り込み、正午ごろに羽田空港を出発しています。

【了】

【写真】貴重なANA「旧CA制服」出現! 就航記念イベントが濃かった

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