車内で爆音・イヤホンで「サイレン聞こえない」は違反? 救急車との衝突事故が後絶たず「お願いだから道譲って!」

交差点に進入した救急車と一般のクルマが衝突する事件が後を絶ちません。原因のひとつに「サイレンが聞こえず気づかなかった」というものがありますが、交通ルール上は何が問題となってくるのでしょうか。

救急車は必要に応じ赤信号で進入するが

 交差点に進入した救急車と一般のクルマが衝突する事件が後を絶ちません。2022年はSNS上で救急隊員が「お願いですから緊急車両へ道を譲ってください。聞こえないかのように無反応の車もいます」と切実に訴え、話題にもなりました。

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緊急走行中の救急車と、一般車が衝突する事故が多発(画像:写真AC)。

「救急車側が赤信号、一般車側が青信号」であっても、緊急車両が緊急走行中は、こちらが交差点へ進入せず進路を譲る必要があり、こちらが青信号だからと突っ込むと、緊急車両と衝突する危険性が高くなります。

 急いでいた、行けると思ったなど様々な原因はありますが、中には「そもそもサイレンなどが聞こえず、まさか赤信号で救急車が入って来るとは思わなかった」というケースもあります。

 サイレンの音量は、道路運送車両法の保安基準で「前方20mの位置において90dB以上120dB以下」と定められています。90dBでも工場内部やカラオケ中の人の歌声などのレベル。これがドライバーに聞こえないというのは余程の理由が必要ですが、そのひとつが「車内で大音響で音楽などを流していた」「イヤホンをしていた」というものです。

 前者はもちろん車外にも騒音が迷惑ですが、必要な外部の音を聴きもらしてしまう状況で運転するは、明らかに危険な行為です。交通ルール上ではどう取り締まられているのでしょうか。

【えっ…これが119番通報の「トンデモ理由」です】

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